環境保全をベースとした地域づくりに取り組む高知のコンサルタント・シンクタンク

株式会社 西日本科学技術研究所

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業務案内

近自然工法による
治水と環境が調和した川づくり

@ 石礫河川の再改修と併せた環境復元

 近年、地球温暖化との関連が指摘されている「局地的な集中豪雨」の増加により、全国各地で河道計画の見直しや、河道拡幅や河床掘削などの河川改修が行われつつあります。
 これらの工事のなかには、元々形成されていた多様な物理環境を乱し、河川の生息種の種数や個体数を減少させる事例を多くみかけます。このようにして乱された河床が、流水の作用のみで再び本来の物理環境に回復するまでには多くの時間を要します。
 私たちの“川づくり”では、治水上必要な河積を確保しながら、河川生物の生育・生息環境の基盤となる“物理環境=河床形態”をあらかじめ造成し、より自然に近い河床環境へ早期に回復させることを基本にしています。

事例:主な調査実績
 岩岳川では、治水安全度の向上のため、主に河床掘削が実施されました。掘削区間は護岸工事などにより既に河床が乱されており、この区間に本来形成されるべき河床形態である“Step-Pool”が不明瞭な状態でした。
 そこで、河積確保のための河床掘削時に、現地発生の石材を列状に組む構造の分散型落差工(Step)を設置し、その直下にPoolを造成しました。
 これらの構造物は、工事後約7年が経過しても、石組みの基本的な骨格が残り、より自然に近いStep-Poolの形態を維持しています。なお、本現場では、ツルヨシの繁茂を抑制する効果もみられました。
  河床掘削前(H14.6)
 
工事後約7年経過(H22.4) 工事直後(H15.5)
代表的な受託業務
・現場技術指導業務委託(岩岳川)(平成14〜16年度・福岡県 豊前土木事務所)
・岩野川多自然型川づくり検討業務(平成18年度・国土交通省 九州地方整備局 菊池川河川事務所)
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