環境保全をベースとした地域づくりに取り組む高知のコンサルタント・シンクタンク

株式会社 西日本科学技術研究所

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近自然工法=人間活動と生物生存両立のコンセプト

日本での発展

 日本で近自然工法を発展させていくためには、日本の気候風土、その土地の地形や地理的条件に合わせた考え方や技術が必要であり、わが国の伝統工法を導入していくことが課題となりました。
 当社創業者である福留脩文は、河道を一律に平坦化して均す改修よりも、自然の営力を使って再生する方が、河道を維持しやすいと考えていました。私たちは自然環境を保全・復元するだけでなく治水の観点からも、自然の河床形態に近い瀬と淵を造成し、河床の安定化を図る設計手法と対策工法の開発に努めています。

サケの産卵場確保

※「網走川の挑戦」については建設業界2010年2月号のフォトエッセイで紹介されています。

伝統工法の応用−自然の力を利用して野石を組む

 福留が伝統的な野石の空積み技術を応用して、本格的に河床の安定対策に取り組んだのは、1996年、長野県の砂防指定河川、鳥居川の災害復旧工事からでした。以後、全国各地で、洪水でも流されないような河床の石組みの施工指導にあたっています。

長野県鳥居川

長野県鳥居川。魚の遡上を妨げる従来の直壁型床固め工(左写真)をアーチ式石組みの床固め工に改修した。右写真は通水後の様子

 

補修工事

施工後15年の2011年3月12日、研修会を兼ねた補修工事が実施された

福岡県岩岳川

福岡県岩岳川。アーチ式石組みを採用した護岸集景工と渓流式落差工

 

青森県中野川

青森県中野川。砂防堰堤に設置した空石積み魚道

 

高知県程野谷川

高知県程野谷川。土佐積みによる護岸と渓流式落差工

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