環境保全をベースとした地域づくりに取り組む高知のコンサルタント・シンクタンク

株式会社 西日本科学技術研究所

Loading

近自然工法=人間活動と生物生存両立のコンセプト

代表的な施工事例

事例4|自然が人をつなぐ、未来につながる:愛知県豊田市 児ノ口公園(1995年〜)

 日本で初めて水制を用いた近自然工法による矢作川の改修を機に、豊田市は、中心市街地の一角にある児ノ口公園の既存のグラウンドやプールを壊し、かつて流れていた小川を掘り返して、都市の中に森を再生しました。目指したのは、「都市公園の野生化」です。

改修15年後。
1993年10月 改修前、1995年3月 改修直後

施工前

 

近自然登山道の施工後

 

施工12年後

2006年4月、10周年を祝うお祭り。

 

 日本で初めて水制を用いた近自然工法による矢作川の改修を機に、豊田市は、中心市街地の一角にある児ノ口公園の既存のグラウンドやプールを壊し、かつて流れていた小川を掘り返して、都市の中に森を再生しました。目指したのは、「都市公園の野生化」です。

1995年3月 改修直後。

2006年4月、10周年を祝うお祭り。この前年には、土木学会デザイン賞2004で最優秀賞を受賞した

 

1995年3月 改修直後。掘り出された五六川は緩やかに蛇行させた

 また、昨年から新たな取り組みも始まりました。地球温暖化対策として森林による炭素の吸収・固定機能が注目され、近年では都市の緑地も炭素蓄積の場として位置づけていく必要があるといわれています。そこで、児の口公園の炭素蓄積の場としての機能を把握するために、公園内の土壌中に含まれている炭素量の調査が実施されました。
 その結果、近自然工法で森が造成された児ノ口公園は、グラウンドが主体の一般的な公園より土壌の炭素含有率、炭素量ともに高いことがわかりました。
 児ノ口公園は、今後も多様な都市緑地の機能や整備のあり方を発信し続けます。
 

児ノ口公園の森

15年の歳月が流れ、成長した児ノ口公園の森。緑地の形態や管理方法によっては、自然林に匹敵する二酸化炭素の吸収・蓄積が可能

ページの先頭へ